2014年3月1日土曜日

なぜ投資を始めたほうが良いか? 始めなければならないか

私は、株式投資についてのお話をする機会をもちました。

聴いてくださったのは、大学教授、カメラマン、
新聞社論説員、自動車のエンジニアと立派な
知識人の方々で、話す前はかなり不安だったの
ですが、話し終えるとたいへん喜んでいただきました。

この試みを続けて欲しいと言っていただけました。
この知識は必要なのにあまり真剣には語られてないということもあったようです。

そのためこのブログでもその内容をこれから10回程度で書きます。

重要な前提

株式投資で資金を減らさないことを第一に考え、堅実な運用を目指すこと、
また株式投資を通じてより幸福になることを第一目的に書きます。 

そのことこそが、株式投資で最も大切なことで、
結果的にも、長期的にも最良の結果を得るために
一番大切なことだからです。

なぜ投資をした方が良いか しなければならないのか

日本では2013年4月からの日銀による大胆な
異次元金融緩和によりにインフレに
誘導されてきています。

日本は15年間以上にも及ぶ長いデフレを脱却し
インフレに転換したのです。

デフレの時代では、貯金や現金で資産を持つことで、
最も安全確実に資産の実質的な価値を増やすことが
できました。

インフレの時代では、逆に貯金や現金の価値は、
丁度インフレ率の分だけ減少していきます。

逆に、インフレの時代には、株や不動産は平均的な
インフレ率を上回って上昇することを期待できます。

既に、2012年11月の民主党解散から、一年間で、
日経平均は70%程度上昇してきました。

大幅な円安も同時に進行したため、
金融資産のほとんどを円で持つ日本人のドルベースでの
資産価値はその円安の分だけ大きく減少してしまいました。

多くの日本人はそれを意識していませんが、

日本はこの一年間で100万ドル以上の資産を持つ富裕層が
世界で圧倒的に一番減少した国になったのです。

そして今でも世界で最も使われている基軸通貨は
ドルなのです。

これらのことから、少なくとも
全てのの金融資産を貯金や現金でもっていることは、
むしろ今後も資産を減らすリスクが高く、

株や不動産のようにインフレと連動して資産価値を増やすことのできる
資産の保有と運用を行うことで資産減少のリスクを減らすことが
今後さらに ”今までより圧倒的”に重要になると予想されます。

また、年金がインフレによる将来の物価上昇に対して
生活に必要な分を受け取れるよう増加するかは
不明なため、一段と個人が自分の資産運用を真剣に
行う必要があります。


現時点ですら、多くの高齢者が年金だけでの生活では
苦しい状況となっているので、

今後高齢化がさらに進むことから、年金のみでの
生活が今より困難になることは、ほぼ確実に
予想することができます。

そのため、今まで投資をしてこなかった人も
投資を行ったほうが良いと考えられるのです。

現在の日本人の多くは、自国の通貨の価値が
戦前戦後の混乱したことを経験していません。
戦争中に、少しでもお金の余裕があるとそれで
反物を買っていた若者がいました。

その若者は日本が戦争に負けることと、
その後、日本のお金の価値がほとんどなくなることを
確信をもって予想していました。

だからこそ、お金を反物に変えておけば、
その価値が将来お金の価値を大きく上回って
いくことを予測できたのです。

そしてその予測のとおり、戦後その反物を売って
大きな利益を得ることができました。

その若者こそ、戦後、相場予想を次々に的中させ
立花証券社長として大活躍した石井久さんです。

独眼竜のペンネームでも有名な方です。

そして、これからの日本は日本円という
通貨の価値、不動産の価値が大きく変わる時代に
なる可能性が高くそれは既にこの一年半の間に
始ってきたことといえるのでしょう。

10億円以上の資産を持つ富裕層向けの資金運用を
されている非常に優秀な本物中の本物の
ファンドマネージャーの方々とお話したときに
特に印象に残ったことがあります。

彼らは、各国中央銀行のデータを詳細に分析している
ということです。

お金、通貨というもののルールが所詮は中央銀行に
よって作られるものに過ぎないことを熟知している
からそれを分析することで、金融危機でも資産を
減らさないどころが増やす運用を行えていることを
知りました。


そして日本銀行は驚くべきほど大胆な金融緩和を
して今までのルールを大きく変えてきました。

それこそが、今後今まで以上に日本人が投資を
した方がよくなるであろうと予想する最大の理由なのです。

もう一点、日本では東北大震災を大きな契機として、
貿易赤字のままになっています。経常黒字も
減少を続けています。

このことからも、長期的に日本円の価値は
落ちていくことが予想されます。

円安にふれても、製造業がなかなか日本に
戻ってこないのですから、貿易赤字の解消は
困難なのでしょう。

これらのことから、今後、投資をした方が良い。

投資をしないで貯金だけだと損する可能性が
高いと思われるのです。

現在、あまりお金のない人でも、
10万円以下からでも投資を経験してスキルを磨いて
行くことで自分の未来を変えることができます。

現在活躍している30代の億トレーダーのほとんどが
100万円前後程度からトレードを始めているのです。

投資には自分の経済状況を大きく変えられる可能性が
あります。

それも投資を始めた方がよいと考える理由の一つです。

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